宇佐美という男の存在感。

昨日、山形まで車を運転して観戦に行ってきました。
まぁ、カーブの多いこと多いこと。北上でしたら、何回も経験がありますが南下は1回しか(しかもだいぶ前)なかったので、ビビりながらも安全運転を心掛けました。

試合は…というと、正直こんな試合を見るために高速料金3800円と、ガソリン代を払ったんじゃねぇよ!!!と血管がブチ切れそうな内容でした。
試合前から、中盤の3人が調子悪くてメンバーが組めないんじゃないか?という報道がなされていたので、フレッシュなメンバーも入るのではないか?と淡い期待もしたのですが…。
結局その3人がスタメン。

序盤からモンテディオペースで進み、ガンバはゴールへの道筋すら見つけられない状況。
逆に、モンテディオは攻撃に人数をかけてきて、何度も何度も寸前のところで抑えている感じ。

パスがつながらない、というのもあるだろうけど局面局面でのボールロストが目立つなぁ、主審の判断は間違ってはいないんだろうけど、ガンバのファールは多いなぁ。
しかも、ルーカスが接触プレーで結構痛そうにしていたし、こんなんで1点取るのがもしかしてやっと?

後半になっても、試合のペースは変わらず。平井が先制点をとる前後の時間帯はよかったけど、そのあとは全てがダメ。
西野さんも、点が入る直前佐々木&グノの投入を考えていたけど、はいってしまったので一旦中止。
そのあと2人は長い間、ベンチコートのままアップを繰り返すことに。
1点取って安心したのもつかの間。下村に同点ゴールをくらうと、気持ちが切れたのか、高木があっさりかわされて、藤ヶ谷もどうにもできず逆転を許す。
もう、この10分間が全てでした。
私自身、ベンチをちら見しながらだったので、集中出来なかった。
『早く、なんでもいいからこの状況打開出来る人間いれりゃぁいいじゃん…』
そんな思いがなかなか伝わらず、ようやく動いたのは76分。
フタ→佐々木。ワンパターンになってきた???
それでもうまくいかないと思ったのか、ルーカス→ドド・武井→グノ。
同時投入。やけくそになって、どうでもいいから1点とれ!采配に。
そうなると中盤なんていとも簡単にぶっ壊れました。
武井が守備の安定を図りつつ、バランスを維持してたと思うんですが…。
武井?と言われた瞬間、もう意味がわからん!と周りの雰囲気もなってました。

パワープレーをしかけるも、前線の動きに連動性や意外性という言葉は無く、サイドから仕掛けようにもバッチリ防がれて。
最後はあわや3点目か!と思われたシュートを藤ヶ谷がなんとか抑え。
それでも遠いあと1点。
試合終了と同時に怒るとも泣くとも言い難い、空しさだけが残ったのでした。

そこで考えてみた。
宇佐美貴史(高校3年生)は今のガンバのどんな位置にいるんだろう?』
この試合U−19で不在だった。それだけで済まないんじゃないだろうか?
なぜなら、公式のこの1文にも隠れているのかもしれない。

代表へ選手を送り出しているガンバに、『なぜ?』という意見が届くことがあるが、答えは一つ。
ガンバとは違う経験を積んで、選手として大きくなってほしいという考えからのもの。
今回の宇佐美に関しても、監督は『目先のガンバでの状況ではなく、選手本人の今後を考えると違うステージ、また世界で試合をすることが必ずプラスになる。
正直、今、ガンバから抜けられると厳しいのは確かだが送り出す。』
と話した。(g―メイル)

この時点で負けた時のいいワケ??
サポーターは目の前の1戦1戦を勝ってほしいと願いながら応援するのです。
宇佐美が居なくなった途端に、運動量が少なくなって無い??
状態が最悪ならば、休むという勇気のいる選択肢も必要なのは間違いないと思う。