ガンバサポーターの皆様へ。

あれから1カ月になりました。
家の片付けも車の廃車手続きも終わり、だいぶ落ち着いた毎日になりました。
意外と早く時が過ぎたな?という印象です。
とは言っても毎日余震は続いているし、7日の震度6強という地震もあったのでまた被害が拡大しましたが。
地震発生直後はすぐガンバの試合はどうなるんだろう?と心配したくらい、このクラブが大好きです。
電波も安定しない中、ACLの速報をチェックして絶対勝て☆と願ったりしましたが…。残念ながら勝てませんでしたね。

この1カ月、神戸とのチャリティマッチを始め、オークションや義援金などで宮城県岩手県福島県その他にも被害が発生した地域のために、サポートをしていただきました。
そのような地域を応援してくださったガンバサポーターの皆様はじめ、Jクラブのサポーターの皆様本当にありがとうございました。
とても力強く感じました!これからもっともっと頑張らなきゃ、と思います。
応援してくださった皆様のためにも、復興の手助けになれるよう微力ながら努力を重ねたいと思います。

この1カ月、過ごして感じたことを羅列してみたいと思います。

  • 地震は当然だけど突然やってくる。(以前の生活と180度変わる)
  • 2、3日分の食料品は備蓄しておかないと困る。(店は空いてません。)
  • 風呂に入れなくても文句は言えない。(ライフラインの復旧は意外と時間がかかる。)
  • 自分だけよければいいんだ!という考えは捨てないと、周りとうまくやっていけない。(困った時はお互い様、ですから。)
  • なりふり構わず、行動していかないと世の中渡れない?(遠慮してると先着順だったときに負ける。)
  • 情報が無いと不安に感じる。(自分の周りで何が起こってるんだろう?と。)

とくに、備えておくべき物品はまぁいろいろあるんですが―。

  1. 乾電池(携帯の充電とかラジオとか懐中電灯、大活躍ですよ。多めにご準備しておくことをお勧めします。)
  2. 懐中電灯、ろうそくとろうそく立て。(裸火には厳重注意。6時7時に寝ることは100%不可能。
  3. 給水車用のポリタンク、あるいは大容量のペットボトル容器。(結構、ご自宅で転がってますよね?)
  4. たばこ。(賞味期限あるんでこまめに交換しないとダメですけど、1カートンくらい備蓄しておけば、購入可能になると思います。)
  5. ウェットティッシュ(手が洗えないですから、衛生に気をつけないと。)
  6. 携帯ラジオ(情報収集ツール。携帯でと思っていても、通信回線の関係で無理です。あきらめましょう。)

この他にも実際体験したから分かる、ってことがたくさんあると思います。
出てくる限りブログに書き続けようと思いますが、よろしければ参考になさってください。

最後になりましたが、これは実際に私が体験したことの全てと言っても過言ではありません。
4月11日より仕事に復帰できることになりました。
この震災で職を失った方や見通しが立たない方に比べれば、まだまだ恵まれているほうだと思います。
お亡くなりになった方の分も、宮城・仙台・東北を盛り上げましょう!!!
そして、観光に来てくださる他県の皆さんに『あぁ、ホントに元気になったね。』と言っていただけるように。
まぁ、今後の都市計画とか復興計画とか、私案がたーっぷりあるんですが…(反映されるわけないけど、ね)。

頑張ろう、と言われることがつらいと母は言います。
現実を直視することもできないときもあるでしょう。
全てを受け入れるのは時間がかかることは理解しています。

でも、合言葉は
『がんばっぺ!宮城』 ですよねぇ?

長くなりまして、すみません。